2009/3/11 ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。 トステムとLG化学が新合弁会社を設立 〜韓国を中心とした海外市場での販売拡大を目指す〜 住生活グループのトステム株式会社（本社：東京都江東区、社長：小川康彦、以下トステム）と韓国LGグループの株式会社LG化学（LG Chem. Ltd.、本社：大韓民国ソウル市、CEO：金磐石[キムバンソク]、以下LG化学）は、韓国ソウル市にアルミ建材および産業用アルミニウム製品の供給拠点となる合弁会社「LG−TOSTEM BM Co., Ltd. ※（以下LG−TOSTEM）」（設立日：2009年4月予定）を設立することに合意し、本日、新会社設立に関する「合弁会社契約書」を締結しました。 ※4月設立時の社名予定 「LG−TOSTEM」は、トステムのアルミ建材の製造技術と、LG化学の樹脂サッシ等産業建材の販売力を融合させ、近年建物の高層化など、アルミサッシ需要が高まる韓国における販売拡大を目指します。 LG化学は、2009年4月1日に3つの事業分野（石油化学、情報電子素材、産業材）のうち産業材事業部門を分社化し、新しく「LG Hausys（LGハウシス）Co., Ltd（以下LG Hausys）」を設立します（本件は2008年12月発表済み）。「LG−TOSTEM」は、新会社「LG Hausys」の子会社として、アルミ建材、産業用アルミニウム製品などを韓国の市場に供給していきます。 ■「LG−TOSTEM」設立の経緯、目的 韓国では建物の高層化などにより、近年アルミサッシの需要が高まりつつあります。 そうした中、LG化学は今後の市場を見据えアルミサッシの製造・販売強化を検討しており、一方トステムは、海外販売戦略の一環として、韓国市場でのパートナーを求めていました。そこで両社の思いが一致し検討した結果、合弁会社設立の運びとなりました。 ■「LG−TOSTEM」今後の展開について LGグループの中核会社であるLG化学と、日本のアルミサッシ市場でシェアNo.1のトステムは、この新会社設立により、2012年に1,200億ウォン（120億円）※の売上を目指します   ※為替レート 1ウォン＝0.1円で計算   また、新会社のコスト競争力、新商品開発力を活かし、韓国市場だけではなく将来的には海外市場にも展開していきたいと考えております。 ■「LG−TOSTEM」の主な取扱い商品について アルミ建材や産業用アルミニウム製品などの製造・販売を行なっていきます。 ＜今後の体制について＞ (1)トステムとLG化学で合弁会社「LG−TOSTEM」の設立を合意（2009年3月） (2)LG化学の産業材事業部門を分社化し「LG Hausys」を設立（2009年4月1日） (3)「LG Hausys」の子会社として「LG−TOSTEM」の事業開始時（2009年4月以降） 【新会社の概要】 1） 会社名 ：LG−TOSTEM BM Co., Ltd.（4月設立時の社名予定） 2） 代表者 ：朴承培（パクスンベ） 3） 所在地 ：大韓民国ソウル市 4） 設　立 ：2009年4月（予定） 5） 資本金 ：60億ウォン 6） 出資比率 ：LG化学 51％、トステム 49％ 7） 従業員数 ：25名（設立時） 8） 事業内容 ：アルミ建材および産業用アルミニウム製品の製造、販売 【トステム株式会社 会社概要】 1） 会社名 ：トステム株式会社 2） 代表者 ：小川康彦 3） 設　立 ：2001年10月（創業1923年）※ 4） 資本金 ：346億円 5） 売上高 ：5148億円（2008年3月期） 6） 従業員数 ：9659名（2008年3月現在） 7） 営業品目 ：住宅用建材、ビル用建材、住宅設備機器の製造・販売 8） 所在地 ：東京都江東区大島2−1−1 ※ 2001年に株式会社INAXと経営統合し、純粋持株会社「株式会社住生活グループ（旧社名 INAXトステム・ホールディングス）」を設立。住生活グループの連結売上高は1兆1038億円（2008年3月期） 【株式会社LG化学 会社概要】 1） 会社名 ：株式会社LG化学 2） 代表者 ：金磐石（キムバンソク） 3） 設　立　 ：1947年1月※ 4） 資本金 ：4195億ウォン 5） 売上高 ：14兆4878億ウォン（2008年暦年） 6） 従業員数 ：10848名（2009年1月現在） 7） 営業品目 ：石油化学、情報電子素材、バッテリー 8） 所在地 ：大韓民国ソウル市永登浦區汝矣島洞20 LGツインタワー ※ LGグループの中核会社として1947年に設立。2001年4月にLG化学、LG生活健康、LG生命科学に会社を分割し現在に至る。