◆開発の背景
玄関の不快な臭いの元は、靴から発生する臭気です。成人の足の裏は、両足で1日当たり200ミリリットル程度の汗をかくといわれ、靴の中はもちろん、靴を収納する玄関収納にも臭気がこもってしまいます。代表的な足の臭いの原因物質である“イソ吉草酸”は、非常に微量でも強い臭気を感じます。この臭気を和らげるには、芳香剤などの違う臭いをかぶせるよりも、臭気そのものを消す方が効果的です。今回、玄関収納にイソ吉草酸をイオン結合して吸着する機能を持った背板を採用することで、臭気の緩和に成功しました。
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<添付資料> |
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◆特長 |
(1)消臭機能のある背板を標準採用 |
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消臭機能のある背板が、収納内部の靴の不快な臭い(イソ吉草酸)をイオン結合して吸着し、臭いの残りを和らげます。 |
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(2)靴の着脱をサポートするベンチユニット |
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靴の脱ぎ履き時に、ちょっと腰掛けられるベンチを用意 しました。不安定な腰の上げ下ろしを補助します。また、下部のデッドスペースに引出しをつけたので、玄関周りの小物の収納に最適です。
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(3)“フロート(浮かせる)納まり”で高級感を演出 |
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キャビネットは、台輪が分離した仕様なので、現場に合わせて、従来通りの“床 据え置きの台輪納まり”と、“壁固定のフロート(浮かせる)納まり”の2通りから
現場に合わせて納まりを選択できます。 |
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・ フロート(浮かせる)納まり |
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フロート用受け部材を用いて、キャビネットを壁面に固定して納めます。床から浮いた納まりとなり、足元の空間の陰影がすっきり現れることで玄関の高級感を演出することができます。
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・ 台輪納まり |
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台輪を床に施工してからキャビネットを上に置くので、ズレや段差がつかずにきれいに納まります。
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(4)汚れが目立たない内装色 |
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内装は、レザー柄のシックなグレー色なので、キズや汚れが目立ちにくくなっています |
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(5)扉と同色仕上げの天面 |
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ウォールキャビネットとトールキャビネットの天面は、扉と同色・同柄の化粧仕上げにしたので、2階の吹き抜けから玄関を見下ろしても違和感がありません。 |
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◆デザインと構造:全3種類 |
(1)ベタ芯構造(WGS−AMA) |
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木質系素材を使用した実績のある定番構造。木口部分を滑らかな形状に加工したフラットなデザインです。
・芯材:パーチクルボード、表面材MDF+HPJシート |
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(2)二方框組構造(WGS−AMB) |
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木質系素材を使用した框を二方から組合わせた構造。無駄を排除したフォルムが上品な仕上がりです。
・芯材:LVL(構造用単板積層材)+MDF(縦框)、MDF
(中パネル部)
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(3)四方框組構造(WGS−AMC) |
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木質系素材を使用した框を四方から組合わせた構造。無駄を排除したフォルムが上品な仕上がりです。
・芯材:LVL(構造用単板積層材)+MDF(縦框・上桟・下桟)、MDF(中パネル部)
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◆カラー:全7色 |
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ショコラーデ(濃いこげ茶色)、ハーティーブラウン(こげ茶色)、キャラメルモカ(茶色)、
ニュートラル(薄茶色)、エッセン(淡い茶色)、ジェラータ(オフホワイト)、
リフレホワイト(白色)
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◆サイズ: |
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・ウォールキャビネット(上部) |
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幅(W)445mm〜890mm 高(H)540mm〜540mm 奥行き 359mm |
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・ベースキャビネット(下部) |
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幅(W)445mm〜890mm 高(H)1790mm 奥行き 359mm |
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・トールキャビネット |
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幅(W)445mm〜740mm 高(H)1790mm 奥行き 359mm |
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◆セット価格例: |
<フラットなデザイン、ミラーなし
の場合> |
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ウォールキャビネット |
:幅740mm×高さ540mm×奥行き359mm |
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ベースキャビネット |
:幅740mm×高さ920mm×奥行き359mm |
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セット価格 |
:¥73,000(税込み:¥76,650)〜 |
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<框組デザイン、ミラーあり の場合> |
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ウォールキャビネット |
:幅2225mm×高さ540mm×奥行き359mm |
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ベースキャビネット |
:幅2225mm×高さ1790mm×奥行き359mm |
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セット価格 |
:¥301,400(税込み:¥316,470 |
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※価格には、取付費、運賃は含みません。 |
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◆商品名 : 「ウッディ−ライン」シリーズの消臭機能付き「玄関収納」 |
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◆販売日 : 2009年1月 |
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◆販売地域: 全国 |