ニュースリリース 2008/7/17
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
【2007年度 社会・環境活動報告】
「社会における責任」および「環境への取り組み」をホームページで公開

〜環境配慮型商品の開発比率100%達成、環境保全対策にともなう経済効果も24億円に〜
サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、 社長:小川康彦)は、2007年度(2007年4月〜2008年3月)の社会・環境活動を報告する「社会における責任」および「環境への取り組み」を7月17日(木)よりホームページで公開します。
今回公開する「社会における責任」および「環境への取り組み」は、環境や商品づくり、社会との関わりなどの各テーマについて、会社としての考え方・取り組み状況をステークホルダーごとに分類することで、分かりやすく紹介しています。特に環境分野においては、環境配慮型商品の開発比率の100%達成や、環境保全対策に伴う経済効果が24億円(前年比34%増)に達したことも報告しています。 「社会における責任」トップページ
 <「社会における責任」トップページ>
http://www.tostem.co.jp/csr/

【2007年度の主な活動結果】
■環境配慮型商品の開発比率100%達成
トステムでは環境活動の一環として、断熱サッシ・ドアや低VOC室内建材などの環境配慮型商品の開発・販売に力を入れてまいりました。その結果、2007年度において、新商品における環境配慮型商品の比率が100%を達成いたしました。また、売上げ全体に占める環境配慮型商品の比率も67%にまで達しています。 <環境配慮型商品のエコラベル>
■環境保全対策に伴う経済効果が前年比34%増、24億円
環境保全コスト25億7千万円(前年:37億1千万円)に対して、経済効果金額は24億7千万円(前年:18億4千万円)と前年比34%増となりました。これには、アルミ材のリサイクルにより得られた有価売却益や、電力料・燃料費・上下水道料の節減などが大きく寄与しています。
■事業活動(海外工場も含む)によるCO2排出量を1990年度比で9%削減
国内工場の集約および海外工場への移行による効率的な生産体制の再編成や、天然ガスを用いたコージェネレーション(熱電併給)システムの導入、生産設備の燃料転換、さらに全社的なオフィスにおける省エネ活動などを地道に継続してきた結果、事業活動(海外工場も含む)によるCO2排出量を1990年度の36万3000トンに対して、2007年度は33万1000トンと、9%削減しました。今後、2010年度までにCO2排出量を1990年度に比べて、12%削減を目標にさらなる削減に取り組みます。
■環境マネジメント中期計画を策定
「人づくり(社内コミュニケーション)」、「モノづくり(パフォーマンス)」、「体質づくり(マネジメント)」、「顔づくり(社外コミュニケーション)」の4つの観点から“住生活総合企業として、持続可能(サステナブル)な「住まい・暮らし」を追求し続ける。”という中期ビジョンを掲げた中期計画(2008年度〜2010年度)を策定しました。中期計画に基づき、持続可能な「住まい・暮らし」実現のため、従業員の環境マインドの更なる底上げなどに取り組みます。
■ステークホルダーミーティングを開催
2008年2月にステークホルダーミーティングを開催しました。生活情報誌プロデューサーやエコプロダクツデザイナーなど3名の有識者をステークホルダーとして招き、「エコな暮らしを実現するための窓・ドアの役割と課題」をテーマにトステム社員と意見交換を行いました。その模様はホームページ上でも公開しています。
トステムでは今後も社会的に求められる情報の開示を積極的に進め、持続可能な企業になるべくステークホルダーの皆さまからの信頼に応えてまいります。
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