|
サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、社長:小川康彦)では、カーテンウォールの意匠生と性能をアルミフロント建材で実現した「ESフロントシリーズ」を開発し、6月1日より全国で販売開始します。これにより、大型商業施設やショールームなどで人気のシャープでシンプルな外観が、今後は中小店舗でも可能になります。 |
※ES:ESsential(本質的な)の略 |
「ESフロント」の施工イメージ |
近年の都市計画は、少子高齢化により人口が減少に転じる中で、街の機能を中心市街地に集中させる“コンパクトシティ”の考え方が提唱されており、国土交通省と経済産業省を中心にまちづくり三法(中心市街地活性化法、改正都市計画法、大規模小売店舗立地法)の改正が進められてきました。
そのような流れの中で今後出店する店舗は、郊外での1万u以上の大型商業施設が出店規制により減少する一方、市街地を中心に中小店舗や商業ビルが増えると予想されています。
そこで今回発売する「ESフロントシリーズ」は、市街地を中心に増加が予想される中小店舗や商業ビル向けに開発した、意匠性が高く高性能のアルミフロント建材商品です。
|
|
|
意匠面では、カーテンウォールと同じガラス面を前面に配したフルフラットで洗練された外観イメージを、中小店舗でも短納期、簡単施工でつくることができます。
性能面に関しては、耐風圧性・気密性・水密性ともカーテンウォールと同等の性能を実現しています。また都市部の防火規制のかかる立地に対応するため、防火対応の弊社ビル用サッシ「PRO−SE(プローゼ)」を組み込んで、防火設備認定に対応できる仕様としています。
トステムでは4年前に「ESシリーズ」第1弾として、スーパーホームセンターやショッピングセンターなどの大型商業施設向けのアルミフロント建材「ESカーテンウォールシリーズ」を発売し好調に推移しています。今回「ESフロントシリーズ」を発売することで、店舗の規模を問わず「ESシリーズ」の共通コンセプトである“アルミフロント建材でカーテンウォールと同じプロポーションと性能を実現する”ことが可能になりました。
トステムでは、今後も時代のニーズにあった商品を開発・提供し、まちづくりをサポートしてまいります。
|
|
≪商品特長≫ |
■ デザイン性 |
(1)ガラス面を前面に配したフルフラットな外観デザイン |
|
ガラス溝の位置を前面に変更し、カーテンウォールのような フルフラットな外観イメージを可能にしました。
(前面からガラス溝の中心までの寸法 従来50ミリ ⇒ 新10ミリ) |
|
|
フルフラットな外観イメージ |
|
|
|
(2)個性豊かな外観デザインを演出する「方立」と「デザインカバー」(外観意匠部材)を用意 |
|
「方立」3種類、「デザインカバー」5種類を用意しました。シャープな外観からソフトな外観まで幅広く対応できます。 |
|
|
<方立の見付バリエーション> |
|
<デザインカバーバリエーション>(60見付方立専用) |
|
|
(3)業界最多の“窓バリエーション” |
|
開口部には、弊社ビル用サッシ「PRO−SE(プローゼ)」をそのまま組み入れることが可能なため、業界最多の窓バリエーションを実現しました。 |
|
|
|
|
■ 性能面 |
(1)カーテンウォールと同等の性能を保証 |
アルミフロント建材でカーテンウォールと同等の、耐風圧性、気密性、水密性を実現しました。 |
耐風圧性 |
S−3(1600Pa) |
気密性 |
A−4(A−4等級線) |
水密性 |
W−5(500Pa) |
|
|
(2)防火設備認定を取得し防火地域にも対応可能 |
都市部の防火規制のかかる立地に対応するため、“業界で初めてビル用サッシを組み込んで”、防火設備認定に対応できる仕様としています。
認定番号:EB−9101〜9108 |
|
|
|
■ 機能面 |
(1)業界初の「最下部一括排水構造」を採用(特許取得済) |
雨水や結露水はガラス溝内部を通し、方立最下部にて排水処理を行なうので、各スパンの無目部材に排水溝や水抜き孔等を設ける必要が無くなり、排水溝から水が流れ出る跡が付くような、集中した水染みの発生を抑えます。 |
|
|
≪商品の主な仕様≫ |
|
■仕様一覧表 |
|
|
■カラーバリエーション |
標準3色(ナチュラルシルバー、ブラック、シャイングレー)、受注生産4色(艶消しブロンズ、ホワイト、NTB−4、オータムブラウン)を用意しています。 |
|
|
≪販売開始日/販売地域≫ |
販売開始日:2008年6月1日/販売地域:全国 |
|