サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、社長:大竹 俊夫)は、当社主催の住宅施工例コンテスト『第20回トータルハウジング大賞(TH大賞)』に全国の工務店(ビルダー)様から応募された住宅施工作品(合計1059作品)の中から、このほど入賞作品を決定しました。 |
※表彰式を、7月8日(木)ラフォーレ東京(品川)御殿山ホールで行います。 |
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『第20回TH大賞』は、トステムが地域工務店様の支援を目的として推進する「TH友の会」会員工務店様を対象に、毎年開催している住宅施工例コンテストです。新築住宅を対象とする<新築部門>と、リフォーム物件を対象とする<リフォーム部門>の2部門構成となっています。 |
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本コンテストは、地域工務店様の設計・施工力の向上を図っていくことを目的とし、1991年の第1回目から今年で20回目を数え、多数の応募をいただいています。今回は「環境に配慮した住宅であること」を特別テーマとし、「より快適な住空間の創造」の提案がなされているかどうかを選考基準としています。 |
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今回「TH大賞」、「リフォーム大賞」に選ばれた作品は、以下の作品となります。 |
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「TH大賞」受賞作品 「M様邸」 |
株式会社米村工務店(東京都江東区)施工 |
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写真:上田 宏 氏 |
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「リフォーム大賞」受賞作品 「K様邸改築工事」 |
越後ハウジング株式会社(新潟県南魚沼市)施工 |
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施工後 |
施工前 |
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今回の応募は、合計1059作品(新築住宅:797作品、リフォーム:262作品)で、<新築部門>は、「TH大賞」1作品をはじめ、「準TH大賞」1作品、「審査員奨励賞」3作品、「地域最優秀賞」13作品、「地域優秀賞」13作品の合計31作品が優秀作品として表彰されます。 |
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また、<リフォーム部門>は、「リフォーム大賞」1作品をはじめ、「準リフォーム大賞」1作品、「審査員奨励賞」3作品、「リフォーム地域最優秀賞」13作品、「リフォーム地域優秀賞」13作品の合計31作品が優秀作品として表彰されます。 |
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『第20回TH大賞』の審査には、審査委員長に、第一工房代表・大阪芸術大学名誉教授の建築家 高橋 てい一氏、審査委員に、設計組織ADH代表・工学院大学教授の建築家 木下 庸子(ようこ)氏、株式会社清水文夫アーキテクツ代表の建築家 清水 文夫 氏の3名を迎え、厳正な審査を行いました。 |
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トステム株式会社は、今後も『TH大賞』を通じ、お施主様にとってより快適で住みやすい住宅づくりを支援していきます。 |
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<TH大賞審査評> |
断面的な空間構成が、非常に豊かな住宅である。立体的に流れるように配された開口部からの豊かな光、そして風の道がマッチして素晴らしい空間構成がなされている。ファサードも素晴らしく、大胆に整理されている中に力強さが感じられる。デザインと環境的配慮が融合し、ダイナミックでエネルギーが感じられる作品である。 |
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<リフォーム大賞審査評> |
オーナーが人生の楽園として購入した築100年超の民家を、温熱環境にもしっかり配慮して再生した作品である。周りの集落の景観に合うデザインを望んだ施主の要望に応え、景観形成を大切にリフォームが計画されたことがしっかり伝わってくる。土地に染みついた文化や習慣性のある知恵が、自然に映し出された作品である。 |
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【総評】 |
<新築部門> |
毎年レベルがあがってきており、住宅建築として成熟してきています。第20回のテーマとした環境配慮は各作品にしっかり盛りこまれていましたが、ハード面以上に、設計のソフト面で環境への配慮を考えた作品を高く評価しました。モダンな建物の中にあった、街並み全体を美しく見せるという発想は、新たな可能性を感じさせる提案でした。 |
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<リフォーム部門> |
建築の文化の継承はリフォームにあるといっても過言ではありません。今回は、築何十年も経った住宅のリフォーム作品が増えています。古い住宅は歴史的なストックだということに、社会が気づきだしたというところが素晴らしい。長く住まうことが大事だと、人々の意識が変わることが、間違った開発を止められると確信しました。 |
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