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ニュースリリース 2009/10/07
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
【会社設立60周年記念事業】 “「トステム いのちの森づくり」プロジェクト"
植物生態学の世界的権威である宮脇博士ご指導のもと

トステム下妻工場に“ふるさとの木 6000本"を植樹
〜地域住民、トステム従業員とその家族など約500名が参加し6000本の苗木を植樹〜
サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、 社長:潮田洋一郎)は2009年10月3日(土)、植物生態学の世界的権威である宮脇 昭博士(横浜国立大学名誉教授/財団法人国際生態学センター長)ご指導のもと、トステム下妻工場(茨城県下妻市)において、下妻副市長、地域住民、トステム従業員とその家族など合わせた約500名が参加して“ふるさとの木6000本"の植樹を実施しました。
地域住民、トステムスタッフとその家族による植樹風景
宮脇博士(右)と潮田社長(左) 地域住民、トステムスタッフとその家族による植樹風景
トステムでは、会社設立60周年記念事業として、宮脇博士の提唱する“本物の森づくり"に賛同し、地球の未来そして地域の風土と文化を守るため「トステム いのちの森づくり」プロジェクトを発足し、去る2009年6月3日(水)、宮脇博士ご指導による下妻地域の「潜在自然植生※1」を調査しました。
※1:潜在自然植生
人間がまったく手を入れない「原植生」や現在我々が目にしている人間がたっぷり影響を与えた「現存植生」とは違う、人間の干渉を止めたと仮定したときにその土地がどのような植生を支える能力を持っているかを読み取る“第三の植生"というべき概念。1956年に、宮脇博士の恩師であるドイツの植物生態学者ラインホルト・チュクセン教授が提唱した。

今回、開催したトステム下妻工場「いのちの森づくり」植樹祭では、調査結果をもとに予め選定された自生の木の42種類※2に及ぶ“ふるさとの木6000本"を、宮脇博士とご一緒に、下妻副市長、地域住民、トステム従業員とその家族など461名が植樹しました。
※2:当日植えた樹種
当日植えた樹種
トステムでは、今後も「トステム いのちの森づくり」プロジェクトを推進し、環境活動としてだけでなく、“森づくり"を核とした地域とのコミュニケーション強化にも積極的に取り組みます。その一環として、下妻工場では、2010年、2011年には、植樹した樹木の生長を地域住民の方々と観察する「育樹祭」を予定しております。また、「トステム いのちの森づくり」プロジェクトは、下妻工場だけでなく、本社や全国のトステム生産工場で順次実施していく予定です。
-「トステム いのちの森づくり」による効果-
1) 樹木にCO2を吸収して森の中にカーボン(炭素)を閉じ込める地球温暖化抑制効果
2) 防音、防塵、空気浄化および水質浄化などの環境保全効果
3) 地震、台風および大火などから人間の命を守る防災保全効果
■宮脇 昭博士(略歴)
広島文理科大学生物学科卒業後、西ドイツ国立植生図研究所に留学。横浜国立大学教授、国際生態学会会長を歴任。現在、横浜国立大学名誉教授、(財)地球環境戦略機関 国際生態学センター長。
毎日出版文化賞、紫綬褒章、勲二等瑞宝章、ブループラネット賞など多数受賞。

「日本植生誌」「苗木3000万本 いのちの森を生む」「いのちの未来-植物が数える人類の進むべき道」「森はあなたが愛する人を守る」など著書多数。
■トステム株式会社 下妻工場 概要(2009年3月末現在)  
操業開始 :1973年3月(昭和48年 トステム株式会社 下妻工場 概要
  工場長 :若林 隆
  従業員数 :1,140名(内正社員430名)
  生産品目 :住宅用アルミサッシ
  敷地面積 :217,000m2
  所在地 :茨城県下妻市大木100

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