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玄関から始まる新しい家づくり |
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玄関ドア「フォラード」 |
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応募案の全体的な印象として対象商品である「フォラード」と多様なライフスタイルを融合させたストーリー性のある新しい提案が少なかった中、決して充分とはいえない敷地条件ながら高低差を生かした玄関アプローチをデザイン、家族の住み分け機能として玄関スペースをとらえたプランが評価された。 |
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前面道路は傾斜していて敷地とは高低差があるため、道路途中からのアプローチとしました。道路に沿った緩やかな木製階段を上るとパティオに入り、サルスベリの大木が出迎えます。パティオ内の階段を数段上って玄関ポーチへ。道路から玄関までの行程を平面的にも断面的にも楽しめる構成を計画しました。玄関ドアは道路から見ると正面に対していますが、その視線の間にはコンクリート打放しの塀や樹木が存在。ひっそりとたたずんでいるように見えてもパティオに入ればその存在感が増してゆく、そんな訪れる人がワクワクする空間を試みました。 |
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- 中澤建築設計事務所 中澤克秀
- 1965.静岡県富士市生れ
工学院大学建築学科に進学、フランク・ロイド・ライト研究の南迫研究室に在籍。在学中にアメリカ・ヨーロッパを廻る建築の旅へ。卒業後杉並の戸沢設計事務所に勤務し、個人住宅・集合住宅・茶室等の設計監理に携わる。
- 1994.中澤建築設計事務所を開設、現在にいたる
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浴室+洗面室は私の設計コンセプト(癒しと機能性)が凝縮されている場所です。開放感とプライバシー確保が両立できれば、南に配置する浴室はカビが発生しにくく洗濯動線も短縮されるのでメリットは非常に大きいと感じます。設計事務所を始めた時から、浴室を日の当たる場所に配置するこのプランをずっと提案し続けてきました。今回の受賞で私の設計方針が客観的に評価され、非常に嬉しく思っております。加藤さんだけでなく、いままでのクライアントの皆さんと一緒に喜びたいと思います。