サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、
社長:小川康彦)は、住宅先導的モデルとして提案した「トステムコンセプトモデル 自然採暖採涼設計の家」が国土交通省による「超長期住宅先導的モデル事業」(平成20年度第2回)の「住宅の新築部門」に採択されましたのでお知らせします。
「トステムコンセプトモデル 自然採暖採涼設計の家」は、トステム独自の断熱・高気密・高耐震木造軸組・枠組工法「スーパーウォール工法」をコアとし、自然エネルギーなどを活用した“自立循環型住宅設計”と、住宅メンテナンス時の“防蟻対策の再施工に向けた工夫”などの特長が評価され、この度「超長期住宅先導的モデル事業」に採択されました。
今後トステムでは、2008年度中に1棟、2009年度中に2棟の「トステムコンセプトモデル 自然採暖採涼設計の家」を建設する予定です。また、施工性の確認や実居住状態での温熱環境性能の実測検証などを行い、その成果を本モデルのより一層の充実に資するとともに、「スーパーウォール」をはじめとする関連事業へ展開して参ります。
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■国土交通省「超長期住宅先導モデル事業」とは |
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本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体的な内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の発展に資するとともに、その普及啓発を図ることを目的としています。
この趣旨に基づき、先導的な材料、技術、システムを採用し住宅の長寿命化に向けた普及啓発に寄与するモデル事業を国土交通省の公募によって募り、優れた提案に対しては事業の実施に擁する費用の一部を補助するものです。
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※引用:独立行政法人建築研究所 |
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◆「トステムコンセプトモデル 自然採暖採涼設計の家」の提案概要 |
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1.コンセプト |
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高断熱・高気密・高耐震パネル構造体システム「スーパーウォール」をコアに、トステムグループが擁する高性能サッシや高耐久外装材などの建材や住宅設備機器を最適装備して安心・安全で長寿命かつランニングエネルギー消費の極めて少ないトータルハウジング提案です。 |
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2.特長(採択ポイント) |
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1)空調設備だけに頼らずに快適な温熱環境を提供 |
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[周年]高断熱高気密構造体パネルシステム「スーパーウォール」をコアに、高断熱サッシや高断熱ドアを標準採用し、高い遮断性能を発揮します。 |
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[夏季]最適な開口部配置や環境住宅手法の採用により、心地よい自然の風を採り入れます。夏季の冷房エネルギー使用量を抑制します。同時に、通風をとりながら防犯性、プライバシーの確保にも配慮しています。 |
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[冬季]南面開口部から取り込んだ日射熱を床などに蓄熱する、自然エネルギー採暖システムを採用、冬季のエネルギー使用量を抑制します。 |
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構造体に「スーパーウォール」を採用。我が国で最高等級の耐震性を有しています。
※住宅性能表示制度で規定する「耐震等級3」相当。
※建築基準法で規定する壁量の1.5倍。
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高耐震性を確実に実現するために提案段階で耐震チェックを行います。さらに第三者による施工段階での現場検査を行います。 |
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