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ニュースリリース 2010/06/30
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
シンフォニーウッディ、シンフォニーマイルド、デュオPG対応
「縦すべり出し窓 採風モデル」新発売
〜住宅密集地でも効率よく風を取り込む窓の組み合わせをユニット化〜
サッシ・住設機器・建材の総合メーカー、トステム株式会社(本社:東京都江東区、社長:大竹 俊夫)では、開く向きや組み合わせ方を工夫して効率良く室内に風を取り込むユニット窓シリーズ「縦すべり出し窓 採風モデル」を開発し、7月1日から全国で販売を開始します。
「縦すべり出し窓 採風モデル」は、自然の風を取り込むことで、快適でエコな暮らしを提案する商品です。弊社の研究チームで風の研究を重ねた結果、住宅密集地でも効率良く風を取り込める窓を開発、商品化しました。

研究の結果、正面からの風を取り込むことが難しい住宅密集地であっても、建物脇を通り抜ける風を障子で受け止めてから室内に取り込む縦すべり出し窓を用い、さらに吊元の位置を工夫することで、引き違い窓に比べて約10倍(弊社実験値)の通風量を確保できることが分かりました(図1参照)

本商品は、この研究結果を踏まえて効率良く風を取り込み室内に回して通風できる組み合わせをユニット化し、採風に最適な開口計画が簡単に実現できるようにしています。

効率良く風を取り入れると、新鮮な空気を取り込めるだけでなく、室内の温度が下がり快適性が向上します。一年を通して快適でエコな暮らしを実現させる為には、冬の断熱とあわせて、夏の通風対策が非常に効果的です。

トステムでは今後も、快適な暮らしを実現し、環境に配慮したシンプルで分かりやすい商品をお客様へご提供していきます。
「縦すべり出し窓 採風モデル」の施工例
▲「縦すべり出し窓 採風モデル」の施工例
<参考資料>
■ 商品特長
風を研究した結果、縦すべり出し窓の吊元の位置を工夫することで、引き違い窓に比べて約10倍(弊社実験値)の通風量を確保できることがわかりました(図1参照)
「縦すべり出し窓 採風タイプ」は、この研究結果を踏まえて効率良く風を取り込んで室内に回せる組み合わせをユニット化した商品で、採風に最適な開口計画が簡単に実現できるようにしています。
(図1)引き違い窓と縦すべり出し窓2ヶ所の通風量比較
引き違い窓と縦すべり出し窓2ヶ所の通風量比較
  <算出条件>
  ・流体解析ソフトウェア:STREAM V8(ソフトウェア CRADLE)
  ・壁に沿って1m/sの風が流れていると仮定
  ・一面のみに開口を確保する場合
  ・6畳の部屋を想定
  ・初期室温:30.0℃、初期湿度:60%、在室者:1名、外気温:26.0℃、外気湿度:70%
・T/T
吊元(回転軸側)の位置を左右に分けた縦すべり出し窓を、上下に組み合わせた窓。
上下に吊元違いで並べられた2つの窓が風の出入口となり効率の良い採風が得られる為、洗面所のような1箇所しか開口が取れない部屋に適しています。
T/T T/T
・T/T+F
T/Tタイプに大開口のFIX窓を組み合わせた窓。
効率の良い採風を実現すると共に、広いFIX窓が眺望と採光も可能にします。
T/T+F
・TF/FT
FIXと縦すべり出し窓を横に並べた窓をさらに段窓にしたタイプ。縦すべり出し窓の吊元は上下段共に中央側になります。
今回発売のモデルで最も開口が大きいタイプです。効率の良い採風に加え、大きなFIX面が眺望・採光を確保します。住宅外観デザインのアクセントにも最適です。
TF/FT
・採風TFT
FIXをはさんで左右に縦すべり出し窓を組み合わせた窓。通常のTFTと異なり、縦すべり出し窓の吊元が両方とも中央(FIX側)になります。
吊元を変更することにより、効率の良い採風を可能にしました。
採風TFT 採風TFT
・スリットT
幅が21cmの縦すべり出し窓。
2本のスリットTの吊元を内側になるように配置することにより、効率の良い採風を実現します。
開口幅が狭く頭が入らないサイズなため侵入防止効果もあり、防犯に配慮した換気が可能なので、一般の居室だけでなく浴室にもお勧めなタイプです
スリットT
■ 商品体系・価格例
樹脂とアルミの複合サッシの「シンフォニーウッディ」/「シンフォニーマイルド」、及び複層ガラス用アルミサッシの「デュオPG」に対応しています。3商品とも、トステムの基幹商品です。
商品体系・価格例
※ 価格には、消費税、ガラス代、組み立て代、取付費、運賃等は含まれておりません。
■ カラーバリエーション
シンフォニー
デュオPG
■ 対応サイズ
対応サイズ
■ 販売地域 全国
■ 発売日 2010年7月1日
 
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