最近の建設業界の動向は、リニュ―アル,再生など既存ストックを利活用しながら,その価値を高めて行く更新の技術とデザインが求められている。成熟社会の建設市場において、こうした傾向は今後さらに強まるであろう.この物件はこうした状況を踏まえ、自由度の高いフロント材の特徴を生かして,見事に既存ストックを更新させたデザインの好事例である。