風徐室の部材と店舗の折れ戸を組み合わせての使用である。なお開口部を大きくとるためもありフロント材を無目の木材で補強しているが、これをオレンジ色でいろどっているところがミソか。詳細はさだかではないが、それはまた雪積の多いここらあたりでの屋根の荷重に対しての配慮でもあるのだろうか、いずれにしても極めて個性的な建築だ。