ヒノキ集成材
国産材の中でも木目がやさしく、水にも強く額縁など湿気が多いところに使われるヒノキ材を集成材にすることにより、狂いや節など欠点の少ない製品が出来ます。
1. 乾燥材 原木の丸太から切り出し、含水率を調整した乾燥材を使用します。 |
2. ひき板・小割 乾燥材をひき板にし、角棒状に小割りします。 |
3. クロスカット 小割りした材を長さ方向に切断し、節などの欠点を除去します。 |
||
4. フィンガージョイント クロスカットした小割材の端部をギザギザに加工し、縦に接ぎ合わせます。 |
5. 4面モルダー フィンガージョイントした段差を、きれいに削り取ります。 |
6. 横接ぎ 縦接ぎされた材を幅方向に並べて接着し、1枚の板を作ります。 |
||
ヒノキ集成材の色のバラツキは、各ラミナーの色が一定でないことが原因で発生します。
これはヒノキ自体がその部分によって、白い部分(白太)、赤い部分(赤太)、その他の色もありこれを小割しフィンガージョイントでつなぎ合わせた為です。経年による色の変化も発生します。
色のバラツキ | 木材のジョイント部=フィンガージョイント |