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レポート・アンケート 2010/12/27
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
【住宅エコポイント延長/対象拡大】
「ガイドブック」の発行や「専用相談窓口」を開設
住生活グループは環境にやさしい住まいづくりを応援します
〜住生活グループの“住宅エコポイント”対象商品と省エネ効果〜
2009年12月8日に閣議決定され、2010年1月1日からはじまった“住宅エコポイント”。住宅エコポイント事務局が2010年12月10日に発表した最新の“住宅エコポイント”実施状況によると、2010年11月末時点での申請状況は累計で335,862戸となっています。
平成22年11月の合計 申請受付開始からの累計
・ 新築28,434 戸
・ リフォーム30,620 戸
・ 新築137,866 戸
・ リフォーム197,996 戸
合計  59,054 戸 合計  335,862 戸
特に断熱リフォームは、新築を上回る197,996戸(累計)で、この市場の伸びは、“住宅エコポイント”の対象商品であるトステムの防音・断熱内窓『インプラス』の出荷数をみても明らかです。『インプラス』は4月〜9月の実績だけでも対前年比売上高約5倍で推移しています。
その“住宅エコポイント”が1年延長になり、さらに「節水トイレ」(20,000ポイント)や「高断熱浴槽」(20,000ポイント)、「太陽熱利用システム」(20,000ポイント)など対象も広がりました(注)。従来、トイレやお風呂のリフォームだけでは住宅エコポイントの対象ではなかったリフォームも、来年からはトイレやお風呂のリフォーム時に、小窓に『インプラス』を設置するなど断熱工事を一緒に行うことで、住宅エコポイント対象のリフォーム工事になります。

注)「節水型トイレ」「高断熱浴槽」「太陽熱利用システム」のみの改修ではポイント対象外です。2011年1月以降着工のリフォーム工事から対象となります
住宅エコポイント対象のリフォーム工事
住生活グループでは、住宅エコポイントが付与されるだけではなく、CO2;を削減しエネルギー使用量を抑え、さらに快適で暮らしやすい住まいを実現する「エコ商品」のさらなる普及を目指し、グループをあげた活動を展開していきます。
まず、グループ内商品の住宅エコポイントに関する情報を盛り込んだ「住宅エコポイント ガイドブック」を発行しました。このガイドブックはグループの全国のショールームで配布しています。その他、一般のお客様からのご相談を受け付ける「住宅エコポイント相談窓口」の開設や制度の概要等を分かりやすく紹介する「住宅エコポイント専用ホームページ」を公開し、住宅エコポイントの普及促進に努めていきます。
住宅エコポイントの普及促進活動
■ 「住宅エコポイント ガイドブック」発行
トステムの「内窓」「高断熱窓」やINAXの「節水トイレ」「高断熱浴槽」など、住生活グループの対象製品の一部をご覧いただけるほか、バリアフリーリフォームとあわせた「住宅エコポイント獲得リフォーム例」をご紹介。生活者により役立つ紙面構成としています。
<掲載例>
掲載例
■ 「住宅エコポイント 相談窓口」
各社商品の住宅エコポイントに関するお客さまからのご相談を受け付ける専用の相談窓口を設置しています。
トステムエコポイント専用コールセンター 電話 0120‐006‐551
(9時〜18時 土日祝日、年末年始、夏期休暇除く)
INAXエコポイント相談室 電話 0120‐1794‐15
(9時〜17時 土日祝日、年末年始、夏期休暇除く)
アイフルホームお問合せ窓口 電話 0120‐126‐406
(9時〜18時 土日祝日、年末年始、夏期休暇除く)
フィアスホームお問合せ窓口 電話 0120‐7979‐25
(9時〜18時 土日祝日、年末年始、夏期休暇除く)
■ 「住宅エコポイント」専用ホームページ
トステム URL  http://www.tostem.co.jp/iedukuri/ecopoint/
INAX URL  http://www.inax.co.jp/reform/info/ecopoint.html
アイフルホーム URL  http://www.eyefulhome.jp/special/ecopoint/index.html
住生活グループが提供する住宅エコポイント対象商品におけるCO<small><sub>2</sub></small>削減効果
家庭からのCO2排出量を25%削減(1990年比)することが国からの目標として掲げられている中、“自動車”や“照明・家電製品”から排出されるCO2がそれぞれ30%以上占め、非常にウェイトが高いように思われがちです。

しかしながら、水道や冷暖房、給湯、キッチンを“住居”というくくりで考えた場合、実に“自動車”、“照明・家電製品”を抜いて34.1%とトップのカテゴリになります。

住生活グループでは、その“住居”を構成するさまざまな商品を一つひとつ細かく見つめなおし、単なる省エネだけでなく、使いやすさ、快適さ、デザイン性も併せ持つ商品として日々開発をしています。さらに、商品を造るための環境、輸送についても徹底的に省エネ化を進めることで、本当の意味での環境にやさしい住まいづくりを推進しています。
家庭からの二酸化炭素排出量
出典:温室効果ガスインベントリオフィス(GIO)
①“窓”(トステム)リフォームによる省エネ効果
リフォームによる省エネ効果 夏・冬における窓などの開口部からの熱エネルギーの流出入は、“次世代省エネルギー基準”に満たない住宅の場合、夏は外部からの熱の侵入が7割を越え、冬でも内部の熱が約5割も流出してしまっています。右記の図からもわかるように、この数字は住宅全体における熱の流出入の中でも、非常に高い数字と言えます。
この熱の出入り削減に効果的な商品が、トステムの防音・断熱内窓『インプラス』です。
仮に東京都内にある一般的な戸建住宅※1の居室の窓に『インプラス』を設置した場合、CO2を最大で年間216kg削減でき、年間の冷暖房にかかる電気代も最大で12,180円節約することが出来ます。
  夏の冷房時(昼)熱の流入割合
  冬の暖房時(昼)熱の流出割合
出典:(社)日本建材産業協会 省エネルギー普及センター
        「21世紀の住宅には、開口部の断熱を・・・!」より、
        平成4年省エネ基準で建てた住宅における例
【トステムの「窓エコリフォーム」ラインナップ】
「窓エコリフォーム」ラインナップ
②“節水トイレ”(INAX)による省エネ効果
“節水トイレ”(INAX)による省エネ効果 東京都水道局の調査によると、一般家庭における水の使用量はトイレが最も多く28%も占めています。“住宅エコポイント”における「節水トイレ」は、大洗浄6.5リットル以下が基準となります。
INAXでは、5ℓ洗浄とお掃除のしやすさで生活者から好評のきれいトイレ『SATIS(サティス)』をはじめ、2006年に業界に先駆けて展開した「ECO6」シリーズなど、現在の戸建住宅向けトイレ商品の約9割が対象商品です。
INAXのきれいトイレ『サティス』は、大洗浄5リットル、小洗浄4リットルを実現。旧来型便器(大13リットル)と比べ67%の節水が可能※2です。これは、2日間でお風呂1杯分以上の水を節水したことになります。
  一般家庭水使用内訳
さらに最新の「節水トイレ」では、水の使用量だけでなく、「省エネ暖房便座」や「省エネ温水シャワー」、防汚技術「プロガード」などにより、電気代やお掃除における省エネも実現しています。これらの合計で、きれいトイレ『サティス』の場合、最大で年間127kgのCO2を削減し、年間20,800円も節約することが可能です。

水の節約は、その下水を処理する際に発生するCO2も削減することにも繋がります。
節水効果
【INAXの「節水型トイレ」ラインナップ】(※2010年カタログ掲載品)
サティス アメージュVシャワートイレ ピタ
「サティス」
汚れがつきにくくおそうじラクラク。デザインも地球環境にも「キレイ」なトイレです。
「アメージュVシャワートイレ」
強力な「まる洗い洗浄」に「お掃除リフトアップ」を搭載した一体型シャワートイレ。さらに清潔・快適に。
「ピタ」
タンクを隠してすっきり。デッドスペースを活用してたっぷり収納できるトイレです。
節水型トイレラインナップ:「サティス」、「レジオ」、「アステオ」、「アメージュV」、「アメージュC」、「ピタ」
※対象製品の仕様について、詳しくはお問い合わせください。
③“高断熱浴槽”(INAX)による省エネ効果
“高断熱浴槽”(INAX)による省エネ効果 先程の東京都水道局のデータで、トイレに次いで2番目に水の使用量が多いお風呂。お湯につかり、洗い場で体を洗うという文化は日本独特なものです。また、朝のシャワーなど、1日に2回ということも珍しくは無くなってきました。

そうした中、水の使用量だけではなく、一度温めたお湯を冷めにくくすることで、追いだきの回数を減らし、それにかかるエネルギーを少なくすることで、CO2の排出量を削減することができるのが、INAXの高断熱浴槽「サーモバス」「サーモバス ライト」です。例えば高断熱浴槽「サーモバス ライト」は、操作がラク・お掃除ラクのWラクラク戸建住宅向システムバスルーム『La・Bath(ラ・バス)』や、マンションリフォーム用システムバスルーム『Renobio(リノビオ)』ほか、一部商品を除くほぼすべてのシステムバスルームに搭載することができます。専用の組フタと浴槽の保温材によるダブルの保温により、断熱効果を高め、従来浴槽※3に比べて、CO2の排出量を年間約47kg削減し、年間3,300円節約することができます。また、必要なお湯を必要な量だけ使うことができる「プッシュ水栓」や照明をLEDにすることで、合計で年間約161kgのCO2削減が見込め、年間15,100円も節約することが可能です。
【INAXの「高断熱浴槽」ラインナップ】
ラ・バス ソレオ リノビオ
「ラ・バス」
操作がラク・掃除ラクでWラクラク。毎日気持ちよくおフロが楽しめる戸建住宅向システムバスルームです。
「ソレオ」
住まいへの思いを優しくつつむ、集合住宅向システムバスルーム。こだわりの浴槽や壁パネルなど多彩にラインナップしました。
「リノビオ」
リフォームでワンサイズ広い最新の快適バスルームに生まれ変わるマンションリフォーム用システムバスルーム。
【「サーモバス」保温材】
「サーモバス」保温材 「サーモバス」保温材
thermo-bath
高断熱浴槽ラインナップ:
  「アライン」、「ラ・バス」、「ラ・バス テイスト」、「プレシオ」、「リノビオ」、「ソレオ」
※対象製品の仕様について、詳しくはお問い合わせください。
※上の図は「ラ・バス」のオプション仕様「サーモバス ライト」イメージ図です。
④“住宅エコポイント対象住宅”による省エネ効果(アイフルホーム/フィアスホーム)
アイフルホーム
【アイフルホーム】
新築での住宅エコポイントは、「“次世代省エネルギー基準”を満たす木造住宅」、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)に基づく“トップランナー基準”相当の住宅」のいずれかに適合することが取得条件になります。

前者は建物の断熱性能がいわゆる“次世代省エネルギー基準”を満たす住宅を指します。後者の“トップランナー基準”とは、省エネ法で定める「住宅事業建築主の判断基準」のことを指します。これは“次世代省エネルギー基準”の住宅に2008年時点での一般的な設備(エアコン、照明、給湯器など)を備えた場合と比べて、エネルギー消費量を概ね10%削減することが求められます。
これらの基準を満たしている住宅であることは登録住宅性能評価機関等の評価を受けて証明書を発行してもらう必要があります。
なお、アイフルホーム、フィアスホームの住宅でご契約頂いている住宅のおよそ半数近くは“次世代省エネルギー基準”対応住宅で建築されており、その他、“トップランナー基準”も加えると多くのお客様が住宅エコポイント対象住宅となっています。

子育て世代の一次取得者向け住宅を展開するアイフルホームでは、条件により住宅エコポイント対象住宅となります。“次世代省エネルギー基準”の断熱性能が標準の「EX仕様」ではそのままエコポイント対象住宅となります。また、“新省エネルギー基準”の断熱性能が標準仕様である「SV仕様」は、前記の“トップランナー基準”相当の性能にすることでエコポイント対象住宅になります。
アイフルホーム
【アイフルホーム】
アイフルホームのシミュレーション結果では、通風などの「開ける技術」や断熱性能の向上による「閉じる技術」による効果により、一般的な“新省エネルギー基準”の住宅との比較した場合、CO2を最大で約32%削減でき、年間の冷暖房にかかる電気代も最大で約29,000円節約することが出来ます※4
高気密・高断熱で高性能な中高級住宅を展開するフィアスホームでは、オリジナルの高性能樹脂系断熱材一体型パネル「eパネル」を標準採用。こちらは標準仕様で住宅エコポイント対象住宅となります。高気密・高断熱の「eパネル」を採用するフィアスホームでは、一般的な“新省エネルギー基準”の住宅と比較した場合、CO2を最大で約50%削減でき、年間の冷暖房にかかる電気代も最大で約54,000円節約することが出来ます※5
【トステム住宅研究所 アイフルホームの「新築住宅商品」ラインナップ】
セシボ AYA(アヤ) スプリーム
「セシボ」
2階建て住宅。3年連続キッズデザイン賞受賞商品であり、家族の絆と夢を育むストレスフリーの家となっています
「AYA(アヤ)」
ご夫婦二人で住む平屋住宅、子育てのための平屋住宅とライフスタイルにあわせたラインナップをご用意しています
「スプリーム」
家族の多彩な夢を育む3階建て住宅。狭小地や2世帯住宅など、住む人が夢を描けるゆとりの空間を実現します
【トステム住宅研究所 アイフルホームの「新築住宅商品」ラインナップ】
LUCE(ルーチェ) 和暮 ルーチェ プレミアム
「LUCE(ルーチェ)」
オール電化住宅を対象に省エネ住宅のトップランナーを選定する表彰制度「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009大賞受賞」商品
「和暮」
風と光など自然の力を巧みに利用しながら、先進のテクノロジーも取り入れた新エコデザインの和の住まい。太陽光発電システム電気自動車対応設備を標準仕様で搭載
「ルーチェ プレミアム」
大賞を受賞したルーチェの取組みを基本に、『和暮』で進化した性能を取り入れた環境配慮はもちろん、居住性能・デザイン性能さらなる進化を遂げた高性能住宅
《使用データ出典/算出条件》
※1:一般的な戸建住宅(3ページ)
熱負荷計算プログラム「SMASH for Windows」((財)建築環境・省エネルギー機構)を用いて、年間暖冷房負荷を算出。
住宅モデル <戸建住宅>
「自立循環型住宅への設計ガイドライン」(国土交通省国土技術政策総合研究所・(独)建築研究所監修、(財)建築環境・省エネルギー機構 発行)
一般住宅モデル2階建て、延べ床面積:120.07m²、開口率:<T・U地域>21.0%/<V地域以南>26.8%
<集合住宅>
「快適窓学 データ編(1)」 (東京大学 坂本雄三教授監修 樹脂サッシ普及促進委員会発行)最上階妻側モデル、延べ床面積:67.65m²、開口率:22.5%
想定生活者 <戸建住宅>4人家族、<集合住宅>3人家族
想定暖冷房機器 エアコン、COP:3.0(1kwh=3.6MJ)
暖冷房設定温度 暖房:20℃、冷房:26℃・60%
暖冷房運転方法 自立循環型住宅開発委員会スケジュールに基く間欠運転(生活者が各居室にいる間は暖冷房を行い、就寝後は暖冷房を止める運転)
気象データ 「拡張アメダス気象データ」2005年版 標準年((社)日本建築学会)
住宅断熱仕様 昭和55年省エネルギー基準適合レベル
インプラス設置箇所 居室の窓に設置、<戸建住宅>9窓、<集合住宅>5窓
日射遮蔽 居室の窓にレースカーテンを併用、<戸建住宅>9窓、<集合住宅>5窓
電気料金 22円/kWh(税込み)((社)全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力目安単価)
電気のCO2排出係数 0.39kg-CO2/kWh(環境省「家庭からの二酸化炭素排出量算定用排出係数一覧」(2006年6月)一般電気事業者からの排出係数)
スギの木のCO2吸収量 14kg-CO2/年(環境省・林野庁「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」)
※2:旧来型便器(大13リットル)と比べ67%の節水が可能(4ページ)
(試算条件)
4人家族(男性2人、女性2人)で大1回/日、小3回/日・人使用した場合。上下水道料金265円/立方メートル[税込](省エネ・防犯情報提供事業研究会によるガイドライン引用)で試算
・旧来型便器:1989〜2001年発売品[大13L]
・東京都水道局「平成21年度 東京都水道局生活用水等実態調査」
※3:従来浴槽に比べて、CO2の排出量を年間約47kg削減し、年間3,300円節約(5ページ)
(試算条件)
外気温5℃以下の環境下で、4時間後の温度低下が従来浴槽:5℃・サーモバス ライト:2℃(半年間は温度低下が半分)で、浴槽実用水量:235L、追いだき回数:1回/日、ふろ部燃焼効率80%の給湯器で給湯後4時間後に追いだきした場合で算出。
・比較品:「サーモバス ライト」なし
・引用元:自社基準
※4:アイフルホームの冷暖房費試算条件(6ページ)
(試算条件)
計算地域:東京都 W地域
延床面積:122.00u 
冷暖房設備:エアコン 設定温度:27℃ 暖房設定温度:22℃ 
データ:(財)建築環境・省エネルギー機構の住宅用熱負荷計算プログラムSMASHにてシミュレーションした結果を換算。
        冷暖房機の運転方法 : 全館、連続冷暖房
※試算モデルプラン:「セシボベーシックプラン40CBS-7010LA」
※EX仕様・SV仕様:アイフルホームではお客様のご要望により断熱仕様が選択可能。
        それぞれ「次世代省エネルギー基準の断熱仕様住宅」と「新省エネルギー基準の断熱仕様住宅」を指す。
※5:フィアスホームの冷暖房費試算条件(6ページ)
(試算条件)
計算地域:東京都 W地域
延床面積:145.75u
        (Q値・μ値計算上の延床面積であり、建築基準法上の延床面積とは異なります)
冷暖房設備 :エアコン
冷暖房機の運転方法:全館、連続冷暖房
※試算モデルプラン:「ルーチェプレミアムコンセプトプラン S4101」
 
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