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レポート&アンケート 2009年07月
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
夏を涼しく過ごすお手軽リフォーム
〜 自然の力を利用して、快適な住まいづくり 〜
今年ももうすぐ本格的な夏がやってきます。近年は地球環境への配慮から、無駄なエネルギーを使わずに涼しく過ごす工夫として、クールビズ用の衣服や扇子が流行したり、打ち水キャンペーンが注目されたりしていますが、今年は、「エコポイント」の導入の影響もあり、省エネタイプのエアコンなど家電製品が特に注目されているようです。

“家の建て方”に目を転じてみても、日本では昔から、『夏をいかに涼しく過ごすか』がポイントになっていたようです。『家の造り様は夏をむねとすべし(吉田兼好「徒然草」より)』といわれるように、風通しの良い間取りや深い軒・ひさしなど、日本の昔の家は、高温多湿となる夏の気候と上手く付き合えるよう工夫されていました。
現代は多くが洋風の住宅様式となり、箱型の気密性の高い住宅に変化してきましたが、最近の家では、環境・省エネの意識向上などから自然の力を上手に利用している、“昔ながらの日本の家”の良さが見直されてきています。
<夏を涼しく快適に過ごすポイント>
(1) 風通しをよくする
(2) 夏の強い日差しを遮る
家に風の通り道(風の入り口と出口)を作って風通しを良くし、直射日光を入れない工夫をするだけでも、より快適に、そして環境にやさしい過ごし方ができます。
今回は、新しい家に建て替えなくても、昔ながらのくらしの知恵を活かし、簡単なリフォームで夏を涼しく快適に過ごす工夫をご紹介します。

■効率良く風を通す〜1日で取り付けられる、玄関・勝手口用網戸が大人気
自然の風の力で涼しく過ごすためには、家の中を上手に風を通す必要があります。そのためには、出来れば風上と風下に、風の入り口と出口を作ってあげることが大切です。窓の設 置方法・種類や開け方はもちろんですが、廊下の突き当たりとなる玄関は風が抜けやすい場合が多く、特にマンションなどの集合住宅では家の2辺にしか開口部がない間取りも多いため、風の通り道としても重要な役割を果たしてくれます。また、玄関や台所の勝手口などは臭いや湿気が溜まりやすく、積極的に風を通して換気したい場所でもあります。
では、実際に玄関や勝手口を開けましょうといったとき、陰の立役者となるのが『網戸』です。蚊をはじめとした虫達にとって、高温多湿の日本の夏は活動期となり、網戸無しでは戸口を開けられないのが実情です。
窓の網戸は一般的ですが、今では玄関・勝手口にも後から簡単に取り付けられる網戸が出ているので便利です。
効率良く風を通す〜1日で取り付けられる、玄関・勝手口用網戸が大人気
≪玄関・勝手口用横引収納網戸「しまえるんですα」≫
トステムでは、1日で簡単に取り付けられる玄関・勝手口用 横引収納網戸「しまえるんですα」が大人気で、昨夏は出荷数が前年比約1.5倍、今年もさらに前年を上回るペースです。使っていないときは縦框にスッキリ収納でき、さらに冬場など全く使用しない季節には、網戸本体ごと簡単に取り外して物置などにしまっておけるので便利です。
玄関・勝手口用横引収納網戸「しまえるんですα」
「しまえるんですα」販売数データ 「しまえるんですα」販売数データ
昨夏は前年比約1.5倍、今年も前年を上回るペースで売上が伸びています。6〜8月を中心に売れる季節商品です。
「しまえるんですα」商品特長
1.戸先に隙間の出来ない「ぴったりマグネット」を採用

戸先にマグネットを埋め込むことにより、網戸がぴったりと閉まります。
戸先に隙間の出来ない「ぴったりマグネット」を採用
2.衝撃や強風にも強く、3階以上の中高層階でも使用可能
レールに突起をつけることで、衝撃や強風でも網戸本体が外れにくい設計を実現しました。これにより、耐衝撃性や耐強風性が高まり、3階以上のマンションなどでの使用も可能になりました。 衝撃や強風にも強く、3階以上の中高層階でも使用可能
   
3.使わないときはスッキリ収納が可能
網の形状がプリーツ形状で、使用しないときは縦框にスッキリ収納できます。また、網は型崩れしにくく、風による変形にも強くなっています。
   
4.網戸本体が簡単に取り外せるので、清掃・収納に便利
網戸本体の取り外しが簡単に出来るため、取り外して手軽に水洗いができるほか、網戸の必要ない季節には網戸本体を取り外し、物置等に収納することも可能です。 網戸本体が簡単に取り外せるので、清掃・収納に便利
   
5.様々な現場に、1日で簡単に取り付け可能
一戸建てでもマンションでも、ほとんどのメーカーの玄関ドア・引戸、勝手口ドア、バルコニードアに取り付けることが可能です。工事も簡単で1日で取り付けが出来ます。
   
●間口のタイプ
片引きタイプ (片開き用)、引分けタイプ (親子用・両開き用)
   
●サイズ
  片引きタイプ:高さ1,671mm 〜 2,410mm × 間口500mm 〜 940mm
引分けタイプ:高さ1,671mm 〜 2,410mm × 間口500mm 〜 1,880mm
   
●価格
  片引きタイプ:30,500円 〜 40,000円 (税込:32,025円〜42,000円)
引分けタイプ:58,000円 〜 75,500円 (税込:60,900円〜79,275円)
  ※価格には、組立代、取付費、運賃等は含みません。
■シャッターを閉めたまま換気する現代版“すだれ” 〜 換気・採光 窓シャッター
夏の蒸し暑い夜、窓を開け放したままだと、防犯上心配だったり、人目が気になったりするものです。窓シャッターの中には、スリットの間に通気孔が開いていて、窓シャッターを閉めたまま、換気できるタイプのものがあります。西日が強い場合などでも、柔らかな日差しにコントロールしながら空気の入れ替えができ、省エネ効果が期待できます。 シャッターを閉めたまま換気する現代版“すだれ” 
                  〜 換気・採光 窓シャッター
≪1日で簡単に取り付けができる「リフォームシャッター」アリーズ≫
「リフォームシャッター」は、一窓あたり約2時間の短時間施工で取り付けできる、後付け専用の窓シャッターです。住宅の外壁を傷めるような大掛かりな工事も不要です。 なかでも「アリーズ」タイプは、シャッターを閉めたままで換気、採光ができる電動アルミ窓シャッターです。通気孔の開ける位置も自由にコントロールできるので、視線の気になる下部だけ通気孔を閉めて、上部は風を通すことも可能です。 1日で簡単に取り付けができる「リフォームシャッター」アリーズ
■部屋の外で直射日光を遮る“ひさし” 〜 オーニングで涼しい夏を
どんなに冷房をきかせていても、夏の直射日光が部屋に入ってくると室温が上がり、冷房効率が落ちてしまいます。
この直射日光を防ぐために、窓の外にオーニングをつけるのがおすすめです。オーニングとは、ひさし部分を収納できる可動タイプの布製の日除けです。熱線が部屋の中に入る前に遮ることができるので、一度室内に熱を入れてしまうカーテンよりも省エネに効果的で、夏の冷房費は窓ガラスに何もつけない場合と比較して約1/3まで節約できます。
夏場には、ひさしを出して部屋の中に直射日光が入るのを防ぎ、逆に冬場は、ひさしを収納して部屋の中まで日光が入るようにすることもできます。
抜群の省エネ効果・冷暖房費1/3に!
※自社調べ
≪省エネ効果の高い、オーニング「彩鳥」≫
手動式と電動式があります。電動式には遠隔操作ができるリモコンタイプがあります。省エネ効果の高さが見直されていることと、ウッドデッキなど、半戸外のスペースをリビングと一体化して使用する生活スタイルが流行していることをうけて、近年人気の商品です。オーニングの正面部分にスクリーンを垂らすことができるタイプ(「彩鳥」CR型)もあり、西日除けや目隠しにさらに効果的です。 省エネ効果の高い、オーニング「彩鳥」
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